これは昼食時。見た目以上に快適でした。
(雨の御母衣湖)
4月2日 御母衣湖 雨
本日は、船長と師匠とで、雨の御母衣湖かんじきルアー釣行に行きました。
船長の情報によると、「御母衣のバックウォーターの右岸は誰〜も行ってないから、あそこへ行ったら40cmが爆釣しまっせー?」だと。きっとウソです。

9時に掛軸店集合。3人で雨空を見上げて「今日どうする?行く?やめる?」てな会話をしながらコーヒーをすする。でも各人雨は覚悟してたようで、それなりの準備も整えてました。
9時半に出発、バローで買出し、現地到着は10時半過ぎ。

岩瀬橋のちょっと前に車を止めて、釣り仕度を調えてカッパを着込む。ソリを引く船長
私と師匠は、鍋やらバーナーやらをリュックに背負って、船長は食料品等をソリに積み込む(右写真)。これは素晴らしいアイデアです。
そして、師匠と船長はカンジキを履いて、雨の中をスタート。私もカンジキは持ったものの、ウェーダーのままスタート。でも20歩くらいに1回の割合で、足が雪の中にズボズボとはまる。やっぱりカンジキは必要ですね。すぐ履きました。
目指すポイントは約1km先。緩い下り坂で割りと楽に歩けました。でも湖岸に到着した頃には、そこそこの汗を掻いていて、とりあえずビール。船長持参の2本のビーチパラソルの中で乾杯する。これから冷たい雨の中でルアーを振る事を考えると、ビールを頂くのは今しかない。きっと1時間後には体が冷え切っていて、熱燗しか受付られんでしょう。

そして釣り開始。
師匠の2投目に大物の魚信。が、途中でバレタらしい。
10分後、私の竿に小物の魚信。が、途中でバレた。
船長は、黙々とルアーを引く。ガイドに徹して遠慮してるらしい。
以上で前半終了です。

昼食時には、2本のビーチパラソルの上にビニールシートを架けて、四方にビニールヒモを張って雪の中に固定。これは真ん中の雨だれを防ぐ為。1度でも強い風が吹いたら一瞬のうちに崩れそうだったものの、幸いたいした風は吹かなかったし、その中は、思った以上に快適でした。多分、冷たい雨の中で竿を振ってる我々にとっては、雨がしのげるだけでもありがたかったと言うことでしょう。
そしてやっぱり冷えてしまった体には、熱燗が心地よく、ケーチャンも美味い。湯豆腐は、胃の中まで温めてくれます。
こういう釣りは好きだね〜。

昼食の〆は小カップラーメン。でも、お湯を沸かしてる最中に大物のライズが2回。「あれは鯉?」の問いに、船長は「この時期に鯉は跳ねんでしょう」と言う。と言う事は、あれは40cmマス?。私は一応フライマンだからライズには反応してしまいます。
私だけカップラーメンを食わずそのライズと対峙するも、空しく終わりました。
その後、師匠も船長も釣り開始。でも、この後半戦は前半以上に寒いですね。各人、時折パラソルテントに戻って雨を凌ぐ。私はそこで、カップラーメンを頂く。師匠が戻ってきたので秋葉名物の「おでん缶」を馳走する。「寒い時には暖かい物を食い続けるしかないな〜」と会話。船長は・・・、黙々とルアーを引く。う〜ん、釣り人は、ああでなくてはイケナイのかも知れん。

そしてまた、冷たい雨の降る中へ出てルアーを振る。が、ここで雷が3回鳴って、我々に終了の合図をしてくれました。まあ、いい頃合です。この後半戦は、何度かのライズを見たものの、3人ともカスリもしませんでした。
そしてまたカンジキを履いて、今度は緩やかな上り坂を歩く。先頭を行く船長は、快適な足取り。それに比べて私と師匠は・・・・。途中、2回休みました。

納竿は3時くらいか。
今日は楽しゅうございました。

4月16日 土京川 晴れ PM0:00〜4:00
先日、3月26日の私の釣りレポートを見た師匠からご忠告がありました。
「おまえのあのレポートは、ありゃあ、飲酒運転を公表しとるようなもんやぞ。」
「だいたい12時に川でビール飲んで、1時半に車に戻って移動しとる。はや、そんだけでだしかん。」
「その上、2時前に鬼殺し飲んで4時に帰ってきとる。そもそも、時間まではっきり書いとるからイカンのや。」
だそうです。
う〜む、なるほどね〜。そんなふうに感じてる人があったのかと、私自身、意外でした。

ただ、屁理屈をこねますとね、あるレポートでは「ビールのロング缶1本のアルコールを体が分解するのに3時間かかる」らしい。
私の場合は350mlのヤツで、それもアルコール4.5%のヤツ。しかも、川を釣り歩いてるし、川から上がって車に戻る時間を入れると、ぎりぎり、そのアルコールは消化されてるはずです。
その後の鬼殺しですが、やはりあるレポートによると「日本酒1合のアルコールを分解するのには、やはり3時間かかる」らしい。
私は2時に飲んで4時に釣りを終了したわけで、実はあと1時間休んでた・・・・?
う〜ん、ちょっと苦しい言い訳でした。以後、気をつけます。

この日は上記にちなんで、土京川。
天気は、おおむね晴れ。風は冷たい。水量はやや多め。
12時に現地に着いて麦の炭酸飲料を頂く。釣り始めるも、まれに仔アマゴがからむのみ。
その後車に戻って場所移動。川へ降りて、おにぎりをほおばりながらお米のジュースをチューチューすする。その間に、17cmを1匹釣るも、その後はさっぱり。
小雨が振り出して4時納竿。しばしの休憩・・・・・?

なんか、3月26日と同じようなことやってますな〜。(反省・・・)

(桜の下のフライマン)
4月22日 自転車
今年の4月は、ちょっと寒いですね。それに木・金曜日あたりに雨が降って、週末はきまって増水。その上、20日の朝には雪が降ってましたよ。こんなんじゃあ、この週末も釣れる気しません。

よって、自転車での川見学です。
まず10時に掛軸店を出発。天気は薄曇で無風。増水の長良川を見ながら南下する。白鳥町内にはフライマンの姿はナシ。
大和町に入って、下街道の満開となったサクラをパチパチ(写真を撮る)やる。今年のサクラは5日ばかり遅いです。
釜淵でもサクラをパチパチやる。ここで1人のフライマンが竿振ってたけど、道から見る限りライズは確認できません。でも、一生懸命振ってるからには、岸辺に立てば魚の気配があるのかも知れん。それから杉が瀬でもパチパチやって、工業団地前のプールを見る。

ライズは無くって川鵜が1匹。川の中をよーく見ると、岸辺の淀んだところの底で、鯉が数匹エサを食んでます。水深は1mもない。
そこでおもむろに自転車に括り付けた竿を取り出して、#10のプロフェッサーにオモリをかまして、その鯉の前に落としこんでみた。ほとんど流れの無いところなんで、なんなく落とし込めます。1投目、見当はずれの所に落ちた。2投目、鯉の後ろに落ちた。そして5投目、ちょうど鯉の目の前に落ちた。するとその鯉は、泥と一緒にプロフェッサーをスッポリと吸い込んだ。スックと竿を立てると、いきなり上流へ突進。リールがジージーと鳴ります。幸い20mくらいで止まったんで、私は岸辺を歩きながらゆっくりとリールを巻く。10mほど巻いたところで今度は対岸方面に走る。もう竿は満月状態です。でも、流れは緩やかだしティペットは1号だから、やや強引に引き寄せる。岸に引きずり上げた鉄アレイのように重かったその鯉は50cmありました・・・。
てーな事を想像しながら、竿も出さず、その鯉達を眺めておりました(失礼しました〜)。

その後引き返して栗巣に入って、またサクラをパチパチ。ここでは本当に竿を出したけど(20分くらい)な〜んにも出なかった。
帰り道でもサクラをパチパチ。
この日、40枚くらい写真を撮りましたが、そいつをパソコンに取り込んで、気に入らない写真を削除していったら、全部無くなってしまった。上の写真は、その最後に削除したやつを復活。
サクラと川を抱き合わせて撮るのはムツカシイな〜。

4月30日 栗巣川 曇り AM9:30〜PM3:00
いよいよGWが始まりましたね。私は暦通りに休んで、セッセと川に通いますよ。

まず29日。この日は牛道へ行こうとしたけど、上流部は釣り人だらけ。さすがGWです。
それでそのまま峠を越えて、寒水の上流に降りました。このあたりはまだあちこちに雪が残ってて、ちょっと寒い。カッパを着込んでのスタートです。
最初のポイントで1匹掛けたけど、左手に持ったビールを置く岩を探してる間にバレてしまいました。まあね、これで「ビール片手のスミイチ」にはならなかった訳だから、まあヨシとしましょう・・、と思ったのですが・・・・・。
後が続かなかった。結局この日は2時間ちょっと竿を出して、3匹のバラシに終わってしまいました。

普通なら、その後場所移動してもう一回竿を出すところですが、なんせGWは長い。体力は温存しとかねばなりません。
そこで明日のための下見に行きました。
明日はスズケンさんとの釣行予定で、彼のリクエストは「山菜採りしながら釣りたい」んだそうな。
それでまず、白鳥にあるコシアブラポイントを見て周る。ここはね〜、まだ1週間くらい早いみたい。その芽は、まだしっかりと堅くとざしておりました。ここは日陰だから仕方ない。もう少し日当たりの良いところへ行ってみる。でもそこもダメ。
こりゃあ大和まで行かないとコシアブラは採れませんね。
それで栗巣へ移動。私はこのあたりの山菜ポイントは不案内だから、とりあえずコシアブラのありそうな所をよじ登ってみる。するとまあ、ちらほらとコシアブラを確認。明日はここでスズケンさんに採ってもらおう。で、せっかくだから、私も今晩天ぷら食いたい。でも、ここで採ると明日のスズケンさんの獲物が無くなってしまう。だからまた場所移動して山を俳諧。ここには無い。
またまた移動して、急斜面を上り下りしてタラの芽を10個ばかり採る。
なんか、川登りより体力使ってしまったみたいです。

さて、翌30日には釜淵でスズケンさんと合流。目の前のトロ場には全くライズも無いので、栗巣へ行って、昨日下見したコシアブラポイントへ行く。ここでスズケンさんはビニール袋一杯に売るほどコシアブラを採る。こんなにあるんだったら、昨日ここで少し採って帰ってたら楽だったのに・・・、と、やや後悔。
さてさて、コシアブラに満足したところで釣り開始。この場所も一応コゴミのありそうな所を選んどります。最初は全く反応はなかったものの、暫らくしてスズケンさんが20cmアマゴを釣る。それを見た私は一瞬だけやる気を出して16cmアマゴを釣った。
そして私の目論んでたスギ林の下のコゴミポイントに到着。でも、一応ここにコゴミはあったものの、全部ほうけてた(開いてた)。ただ、その対岸の日当たりの良い土手には、良く太った、ちょうど食べごろのコゴミが一杯。ここでも大収穫でした。

その後場所移動してケーチャンでビールをやる。最近は単独釣行ばかりだったから、谷でケーチャンを頂くのは久しぶり。やっぱりね〜、瀬音を聞きながらのケーチャンは美味しいや。あと、コゴミも湯がいてマヨネーズつけて食べた。山の甘〜い味がしますね。

その後の釣りは、仔アマゴと戯れただけ。3時終了です。

え〜、この2日間で、私、結構疲れました。太股やら脹脛が痛い。
1日・2日と休んで(一応仕事はやる)どれだけ体力が回復するのか・・?
GWの中・後半は、ケーチャンを中心として川へ行く予定です。(よーするに、釣りもしないでビール飲んどる??)